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愛のむきだしのABBAッキオのレビュー・感想・評価

愛のむきだし(2008年製作の映画)
3.6
 2008年園子温監督。邦画では珍しい宗教問題を正面からテーマにした映画。そういう意味では遠藤周作原作の沈黙などと比べられるかも知れない。原罪意識と親子愛を結びつける構成も日本人らしい。
 ただ、映画としての完成度は低いと感じた。新進の俳優だった満島ひかり、安藤サクラ、西島隆弘の好演は広く知られているし、その通りだと思う。その一方で演出の工夫は少なく、4時間の長編は必要ないと感じた。
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