SEIJISAN

折れた矢のSEIJISANのレビュー・感想・評価

折れた矢(1950年製作の映画)
3.0
製作当時にこの企画が通ったのが素晴らしい。白人の退役軍人がアメリカ先住民との和睦を目指す途中で、先住民のむすめを愛してしまい...。「インディアン」と呼び、頭の皮をはぐ等「野蛮人」として描くのが当たり前だった西部劇に全く新しい視点を持ち込んだのは本当に画期的。長きに渡る憎しみと差別心は簡単には乗り越えられない事、それでも乗り越える事を諦めたら争いは止まない事を教えてくれます。小さなスケールの作品ですが、良作でした。
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