言葉を語らず道路を挟んで対峙する2人の男、近づいてタバコに火をつけてからの音楽の導入、最高のオープニングから始まるジーン・ハックマンとアル・パチーノ主演のロードムービー。カラスを怖がらせて追っ払うのか、笑わせて友好的に収めるのか。スケアクロウ（カカシ）の捉え方から分かる対照的な2人。アル・パチーノのゴッドファーザーでの大人しそうで強烈な存在感という印象とは違った様々な面（本作ではやんちゃ感バリバリ）が本作で引き出されていて、演技の引き出しの広さを確認。おちゃらけたアル・パチーノは若い見た目も相まって新鮮でした。
