午前十時の映画祭で鑑賞
オープニングからよかった
先の見えない道でヒッチハイクする2人
プレゼント箱を持った愉快な青年と重たげな旅行鞄を持った不機嫌そうな中年男
最初は警戒心MAXの中年男だったけどマッチをくれた青年に少しずつ心を開いていく
目指すべき場所がありながらもすぐには辿り着けない旅を共にゆくことになった2人
人生の酸いも甘いも知り尽くした大人と夢みがちな青年の組み合わせがいい
互いに新たな気付きがあったり各々のやり方で相手を思いやっている形が、あくまで等身大で美化されすぎてない
殺伐とした日々の生活をその日暮らしでなんとか生きる2人には洗車の会社を立ち上げるという夢がある
終わり方もとてもよかった
まだまだ人生道半ばかな
