毛沢東政権下の中国の小さな村の少年の物語。
中国から亡命して、世界的バレエダンサーとした活躍したリー・ツンシンの半生を描いた実話です。
そして、実話ベースにしては珍しい、観といて損なしの良作です…
中国出身の名ダンサー、リー・ツンシンの半生を映画化。
前半は政治背景を交えダンスを習得していく様子が凄くテンポ良く楽しめたのが、後半いきなりググッと失速した印象…
事実だから仕方ないのかもしれない…
実話ということで興味深い作品でしたが
表現を忖度した結果、主人公の身勝手さ
が印象に残ってしまった。
共産圏の恐ろしさは伝わるものの
亡命しても家族に塁が及んでいないなど
やや不自然な点も…
北朝鮮じゃなくて良かった
もし彼が北の出だったら間違いなく家族は皆殺しにされているという話。なんやかんや言っても中国は懐がデカいというか思想よりも体裁を第一に考える国なのであろう。日本に生まれてほ…
1980年代に、バリバリの社会主義の中国を飛び出し、アメリカで文化の違いに打ちのめされ、アメリカに残ったバレリーノ=リー・ツンシンを通して、当時の西と東の社会的、文化的違いを目の当たりにするリーの様…
>>続きを読む毛沢東の時代。亡命してなお活躍した中国の名ダンサー
リー・ツンシンの半生の実話を感動の映画化。
主人公の “中国人であること”と“一人のダンサーであること”の葛藤
当時の中国というか、観ていてすご…
【いい映画だが、タイトルや予告編に難あり】
実はこういう映画だということは、見て初めて分かりました。
予告編だとかチラシ・ポスターなんかは子供姿ばっかり出しているので、子供のお話なのかと思っていた…
まだ文化大革命時代、江青女子の発案で、革命をバレエで表現させようと北京舞踏学校のテコ入れが始まる。
物凄い山奥に住んでいたリーの学校にも、入学テストを受けられる様な子供がいないか、スカウトの人がやっ…