さはら

黒い賭博師のさはらのレビュー・感想・評価

黒い賭博師(1965年製作の映画)
3.6
このタイトルにして
賭けのヒリヒリは特になし。
アキラを楽しむための映画。
ずっとコネリの007ぽい雰囲気。
アキラもかっくいい。

アキラの歌が要所々々入る。
全体的にスタイリッシュなのに
どうしても彼の緊張感のない声が
ニッカツ!アキラ!にしてる。
それが良さなのかもしれないけども。

にしても
ラストはどうしちゃったのよ!
『カジノロワイヤル』みたいな
めちゃくちゃ具合。
最後の方だけ脚本をドリフの
作家に任せたみたいになってる。

最後の三下のセリフもイカれてる。


『水もれ甲介』『パパと呼ばないで』を見て育ったからこの映画のキャストにもユニオン映画臭を感じて調べたら、やっぱり日活とユニオン映画は関わりあるのね。

たけさん出てるやん!てなった。
藤眞奈美が美人枠なのも新鮮。
さはら

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