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絶対の愛のcalanqueのレビュー・感想・評価

絶対の愛(2006年製作の映画)
4.3
ルックスと恋愛感情と性欲。
恋愛において究極のテーマを扱っていると思う。
建前では相手の内面を愛していると言っても、同じ顔面をずっと見続けていたら刺激は徐々に無くなるし、他の人に目移りもする。主人公セヒの行動はあまりにも極端だけど、恋人とのマンネリ化を防ごうとする世間の男女に通じるところがあるのでは。
愛の鮮度を取り戻そうとした故に起こった悲劇。愛情を試した代償はあまりにも大きかったという感じかな。

終盤の、照明がついたり消えたりする演出、緊迫感があって好き。
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