ハシゴ高

絶対の愛のハシゴ高のレビュー・感想・評価

絶対の愛(2006年製作の映画)
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展開に無理があれば描いていることに納得もいかない、アイデア先行の駄作だと思う。
愛の本質はそこじゃない、と言いたいのは分かるけど整形大国化問題を引き合いに出すとちょっとズレているように感じる。
社会的美醜観の強要による整形に問題は感じるけれど、恋人間でのものなんてほとんど個人の問題でしょ。
そこをさも整形の普遍的問題のように取り上げて、ほら整形すると不幸になった、って。監督の整形が嫌いって態度を金をかけて無理やり描いたようにしか思えなかった。
ラブコメです、って言い切るならギリギリ分かるけど。
愛が主軸ではないけれど、見た目と人格を問題にしたという共通点で映画ももちろん小説も、他人の顔の傑作度合いが際立つ。
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