セヒとジウは付き合い始めて二年のカップル。お互いに愛し合っているのだが、セヒは時が経つにつれ彼は自分の顔に、自分の身体に、飽きてしまうのでは…。そんな不安を抱いていた。セヒは、整形という手段を使って自分の顔を新しく作り変えることにした。手術することは恋人には告げず、ある日忽然とジウの前から姿を消してしまう。新しい顔を手に入れたセヒは、セヒとは別人のスェヒとして数ヶ月後、恋人ジウの前にあらわれる。セヒの真実を知らないジウはセヒのいない寂しさを紛らわすかのようにスェヒを愛しはじめる。自分の思い描いた筋書き通りにことが進んでいる筈なのに、セヒの心は満たされずにいた。そんな毎日の中、ジウはスェヒの正体の真実を知ってしまう。その時、ジウがとった行動は衝撃的なものだった。
邦題「絶対の愛」に対して、原題は「TIME」。人間は時の流れの中で、常に変化を探求し続ける生物だ。それこそが人生においての一つの醍醐味のように思う。「愛」に対してもきっと同じことが言えるだろう。時の流れの中で「愛」の形も変化する。しかし、そんな現実に対して、恋人に伴侶に私達は愛しすぎるあまりに「不変的な愛」を求めがちだ。このストーリーの主人公は、不変的な愛を求めすぎたあまりに、悲しい愛の結末を迎えることになる。個人的には、長い間共に過ごしたパートナーとの関係は、確かに付き合い始めたばかりの頃の新鮮さや情熱は薄らいではいるが、それには変えられない居心地の良さや、家族としての絆は深まっている。なので、激情型のヒロインに感情移入することは極めて難しいのだが、この奇想天外摩訶不思議なストーリーを創造するギドク監督はやっぱり奇才（鬼才？）と言えるだろう！
ハ・ジョンウと、合コン！
ハ・ジョンウと足湯！！
ハ・ジョンウと公園デート！！！
キ〜ｯｯ‼︎ 羨ましすぎるぞ笑！！！
