バンバンビガロ

駅馬車のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

駅馬車(1939年製作の映画)
4.1
この映画のすごいところは移動・アクション・ドラマの3つをうまく連動させているところで単純明快な映画でありながら難しいことをさらりとやってのけるそんな作品。
様々な事情を抱えた登場人物たちのそれぞれのドラマを描くグランド・ホテル的な群像劇を駅馬車という西部の大自然を移動する舞台装置に集約し、そこにアパッチ族の襲来を予告することで全員を運命共同体として観るものの感情移入を促す巧みな構成。
アパッチ族の襲来の場面の馬上を移動するところなどはこの時代だから許されていたような異常な映像だと思う。
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