ジャイロ

駅馬車のジャイロのレビュー・感想・評価

駅馬車(1939年製作の映画)
4.0
改めて鑑賞

■人生はまるで駅馬車みたいだ

同じ時代、同じ場所に居合わせた人たちによる運命共同体。気の合う人も、そうでない人もいる。脛に傷を持つ人だっている。飲んだくれの医者だっているし、偏屈な金持ちもいる。なんとも奇妙な組み合わせではあるけれど、人生なんてそんなもん。根底にあるのは差別と偏見。事あるごとにぶつかり合いながらも、それぞれの目的地に向かって、狭い馬車の中で肩寄せ合って進んでいく。この辺が実にいい味出てる人間模様。


■モニュメントバレー・ナバホ・トライバルパーク

雄大。圧倒的。メサっていうんですか?あの独特の景観、大自然の不思議。その迫力はアメリカならでは。大平原で繰り広げられる戦闘シーンの迫力がとにかくすごかった。アクションもある。スリルもある。白黒なのに色褪せない。さすがジョン・フォード監督


■インディアンは悪

んー。なんか違うと思う。実にアメリカ的な思想。ここだけは相容れないかな。


■ジョン・ウェインとジョン・フォード

この組合せ、だいたい最後にジョン・ウェインがぜんぶ持ってくいつものパターン。わかってはいるんです。なので乗っかっておきましょう。これはもうそういうもんです。