『その手に触れるまで』で描いてみせた“少年の心”が、この作品ではさらに解像度高く描かれていた。冒頭の電話をかけるシーンから最後までシリルの心情に思いを寄せ、サマンサに自分の想いを託すかのような思いで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
いい映画だった。
内容的には教訓に近いのかな。
盗んだお金を父親に渡そうとしたけど突っ返された後の少年が自転車を漕ぐ、長い長い長回しがとても印象に残った。
自転車を漕ぐ少年をカメラは並走して横から…
それは 本来の形 とは少し違うのかも知れなけれど…それでもいい ここがいい と思える 自分の居場所。
僕が本当に欲しかったもの…。
シリル少年の正直過ぎる無邪気で乱暴な振る舞いは心の傷の深さ…
アスペは多いがADHDの子を扱った作品は珍しい。発達障害と対峙するのは生半可ではないがサマンサの包容力は実親も顔負けだなw。2人で自転車に乗る開放的シーン最高。最後にシリルの心が緩む兆しも見えてな…
>>続きを読むなんかたまらない映画だった。
こういう現実があるって意味でも。
一つの作り話としても。
少年の演技は素晴らしかった。
こういう不幸な子供の映画は沢山あるけど、
シンプルで大袈裟じゃなくて奇跡も…