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少年と自転車のマグのレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
3.5
どれだけ拒絶されたって父への想いを断ち切れない、少年の反抗的な言動が痛々しくもリアルで苦しい。

父親役のジェレミー・レニエが
『ある子供』の最低な父親っていう…
ほんとにこの人、どクズ人間上手い。

シリルが、自らの大切な自転車を
サマンサの自転車と交換するシーンが印象的。
彼女への信頼の高さがうかがえる。

親に存在を否定された子供が、大人を信用するのって
とてつもなく難しい事だと思うけど
サマンサの愛と包容力は、シリルの心を解きほぐしてくれるはず。
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