鑑賞後スッキリサッパリしました。母性や父性なんて本能ではなくそれを持ち得ない人間なんて腐るほどいるし父性を持ち得ていたとしてもそれは聖なる尊い美しいものというだけではなくみみっちい浅はかな言動の動機にもなるということを等身大で描いてくれて。
ダルデンヌ兄弟の映画に出てくるやけに面倒見の良い女性、彼女にはきっとそうせざるを得ない過去があるんだろうけどそれを語らせないのも良い。生きるってそんなもんだし。いちいち語ってられない。
ケン・ローチやダルデンヌ兄弟と是枝裕和を並べるのは失礼だからやめてほしいですね。