Nove

少年と自転車のNoveのレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
3.9
事情のある家庭で子どもが生きていくには、いくつもの試練を乗り越えなければならない。子どもは親を慕うが、親は自分のことで手一杯となる。
週末だけの里親のサマンサは、寛容であり、子どもとの約束を守り、引き受けたことに責任を持つ。その姿が、少年の心を開いていく。子どもは、大人の行動を逐次確認している。親の行いを見て、大切なことを学んでいく。窮地な立場になったときに、どのような行動をとるかで子どもの将来が決まる。
一緒に自転車で走ることの幸せがわかる大人でありたい。
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