ハリウッド映画なら最後は少年が危篤になり、駆けつけた父親はやっと大切なものに気づき、謝罪の言葉と共に涙を流した瞬間少年が目を覚まし・・・みたいな展開になってたんでしょうか(ベタや〜)。
その辺なー…
シリルがリアルすぎる。
いつまでたっても会いに来ない、電話すらくれない父親。捨てられたって本当はわかってるのに、必死で父を探し、拒否されても会いに行く。
子供にとって、親の存在って本当に大きいんだ。…
なぜこのタイトルなのか。
ある方のレビューが一言で言い得ていた。
勝手ながら引用させて頂くと
「何度も転びながらフラつきながらバランスがとれるようになっていく」
スカッとした。
確かに不幸な境遇に…
少年の演技が好き。ひねくれて気難しい、右へ行くのか左へ行くのか、生身の刃物みたいにキレキレな、繊細な子供の演技。里親も実父も距離感があり、新しい友達にも裏切られ、とにかく孤独、だけど一生懸命。自転車…
>>続きを読む途中途中見てて辛かった。。
がむしゃらに自転車を漕ぐ姿も痛々しかった。
愛され方も分からず、拒絶され続ける姿。。居場所がない。
でも聖母サマンサ様のおかげで少年が欲しかった居場所ができましたね。居…
ただ淡々と流れていく映画。さすがカンヌ国際映画祭グランプリに輝いた映画だけはある。
まさにカンヌ系の映画だろう。
父親から捨てられ褒められる事で自分を必要としてくれる人が自分の存在価値を見出してくれ…