以前にダルデンヌ兄弟作品についてあるレビューに目が留まりコメントしたところ、本作をお薦めを頂戴した。
そしてようやくだが鑑賞する事が出来た。
シリルという少年は父親に育児放棄された。
父に捨てら…
子どもを使った映画としてはかなり秀逸。
冒頭からヒキの画がはいって、あれ?ダルデンヌっぽくないぞ。と思ったら、音楽まで流れ出して困惑した。
いや、映画って普通そうなのだが、いかんせんダルデンヌ作品…
父親に育児放棄された少年の話。
ある日出会った女性に突如「週末だけ親になってほしい」って頼んだ割に、恩を仇で返しまくることの連続…
う〜んこの年頃の男の子ってこんなもの?生まれ育った環境もあると思…
少年は純然と子供だった。
貧困に端を発する一連の流れの中で、少年の無垢さに悪意がつけ込む様子が描かれ、我々は問題に直面させられる。
里親の愛は少年の全てを抱擁する力があった。
自転車に乗る少年は切…
このレビューはネタバレを含みます
記録
好きな作品だった。
無駄が一切無い映画だった。
不安定な子ども心を絶妙に描いていて、父親に捨てられ、歳上の不良少年に依存する様が印象的だった。
父親はもちろん最低だが、子どもが足枷になっ…
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の第2楽章を、これほど効果的に用いた映画があることに驚く。クラシック音楽のなかで、最も美しい緩徐楽章のうちの1つ。作品の内容も、この曲の本質と響き合っていた。
ド…
これは100%父親が悪いよ。
「俺言えないから言ってくれ…」って対面を避けるシーンとか、お前どの分際でそれ言ってるんだよって思ったし、それに本人連れて行って「直接言え」って言うところ拍手した。そりゃ…