その男、凶暴につきの作品情報・感想・評価

「その男、凶暴につき」に投稿された感想・評価

北野版『やくざ絶唱』。

元海軍病院の横須賀の病院に長期入院した時、病棟と病棟を繋ぐ渡り廊下の柱に「北野組参上」みたいな落書きがあった。察するに武の映画をここでロケしたのだと思った。『その男』の冒頭、武が退院する妹を迎えに行った病院がまさしくここだった。
パピコ

パピコの感想・評価

3.3
北野武監督処女作。
暴力的なはみ出し刑事が、麻薬組織の事件を追う話。

暴力的なシーンが多くあるが、シュールに見えるシーンもありふふっと笑ってしまうような感じ。
話はありがちな感じですごく面白いわけではなかった。

俳優北野武の存在感。
あんなに走る姿を初めて見て走れるんやと思いました笑
ほとんど表情を変えず、ただ感情が伝わる凄さ。

今は名優の方達の若かりし姿を拝めるのもよかったです。
今月は、キタノ映画をアトランダムに見てきて、一番バイオレンスで面白くかつ笑顔で刺しに行く怖さが良かった。深作さんとのトラブルから見事にデビューしたキタノ映画初作品。血も出て、殴る時や銃の重みが伝わってくる
ma

maの感想・評価

4.0
余白のただならぬ緊張感と暴力描写のキレ味、かかとをすり減らすあの独特の歩き方と足音…

売人のアジトでラジカセより流れるRoots Radicsも最高にクール。
朝田

朝田の感想・評価

-
たけし映画の中でも一番描かれる暴力が怖い。ラストの銃撃戦の演出は何度見ても新鮮。
Uz

Uzの感想・評価

3.3
たけし初監督作品!

勝手にアウトレイジの様なイメージで
見たら刑事役でびっくり!
しかし警察の風習に逆らいながらも殺し屋を追う相変わらずバイオレンスな役には変わりなかった
そのヤクザみたいな刑事がラストに漂わせる哀愁はお笑い芸人が本職とは思えないくらい!
yt

ytの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

FRIDAYに乗り込んだ北野武そのままの狂気がここにあるように見えた。平泉成の役者的に磨かれた演技とは違った、素朴な中に鋭さや冷たさ、そして少しの温かさがある演技。その横顔を見ていると、青がよくに合うなぁという印象を受けた。目がきれいすぎて怖い。

腐敗した警察組織は、例え人が入れ替わっても本質は変わらない。また次の人間が後を引き継ぐ。

そんな中で、正義と暴力を貫く主人公の態度が光った。いい悪いでは語れない、かっこよさがあった。

妹を撃ち殺したのは、暴力からではなく、優しさからだったと思える。出来るなら更正してほしかった。


映像的には、
作品を通じて暴力描写が非常にリアルだった。さすがにビンタの連続は本当にやってるよな?というほほの変色ぶり。車内から実際の運転を撮影したシーンもスリリングだった。屋上シーンなどもしかり、チャレンジングな撮影が多かった印象。

一方で、パンしながらジブクレーンなどでグーッと持ち上げて、進んでいく車や人物をきれいな構図で撮り続ける長めのショットや、序盤で警察署に歩いて到着する際のなが回しのレールでのドリーなど、

映像的に丁寧で美しく、映画の基本的な質の高さも感じられた。
圭吾

圭吾の感想・評価

4.0
過剰な演出が無くて淡々と進む感じが好き 初監督作品とは思えないクオリティ🐥 みんな若い!
ほぼヤクザみたいな刑事の話。
やっぱりたけしカッコいい。これが監督1作目ってすごい。
街で銃撃って流れ弾が一般の女の子に当っちゃうシーン最高だった。
白竜めっちゃ痩せてる。遠藤憲一?!と思ったら本当に遠藤憲一だった。寺島進かっこいい。
ラストは裏切られたいい意味で。

このレビューはネタバレを含みます

初監督でコレは凄いと思う。しかもアマチュアとか脚本家じゃなくてお笑い芸人だし。いきなり全く本職じゃない人がこんなん撮ってきたらたまげるでしょ。空気感が好き。
菊池は最初イライラするけど、轢かれた犯人かばって一緒にボコボコ蹴られるシーンで好きになった。ラストの胡散臭さも妻夫木みがあって良い。
全員しばかれて全員撃たれる。流れ弾のシーンは一番衝撃的。マシュー・ヴォーンの世界観なら笑えるんだけどな。
俳優ビートたけしの佇まいもかっこいい。無表情のアップが多いのに間が持つ。普段ギャグのように聞いている「馬鹿野郎」「この野郎」も一台詞になっていた。
平泉成とか白竜とかは若くて細い!と衝撃だったのに佐野史郎だけほぼ変わってないの面白い。
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