とにかくカラカラに渇ききった暴力、バイオレンスに塗れた映画。
けど、その渇ききった暴力と独特なテンポとユニークな画にひたすら魅せられる。
コント的要素があり笑いはあるけど映画内容自体には救いはない。
暴力刑事と殺し屋、どちらが殺るか殺られるか血で血を洗う睨み合い。
暗い倉庫での最後のたけしのまるで深淵のような眼の奥真っ暗な表情は圧巻。
終わりの果ては「どいつも…」の一言で片付けられてしまう。
本当に凄い映画を観た。
特に流れ弾がたまたま居合わせてしまった通行人に当たってしまうシーンは膝を打った。
あんなの、余りにも理不尽ではないか、、