負のスパイラル
バイオレンス映画が撮りたい!の1本目が、暴力を批判する映画。流石だなぁ。暴力じゃ、何も解決しない。かなり皮肉の効いた、ブラックユーモアで笑える作品。本作を見ると、最新作「首」が原点回避だったんだと分かる。やっぱりこの人は笑いが大好きなんだね。
他の作品と比べると、初の監督作品ということもあって絵の見応えは薄い。だけど、カメラアングルのセンスはこの頃から爆発していて、30年以上経った今でも映画作りの参考になる部分が多くある。歴史は繰り返される。変わらなきゃいけないのに。
2024-30