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大魔神逆襲のぉゅのレビュー・感想・評価

大魔神逆襲(1966年製作の映画)
3.4
2022年 鑑賞 22-05-00
BS日テレ 大魔神シリーズ三夜連続放送! にて
「惡名シリーズ」「忍びの衆」等の森一生監督によるシリーズ最終作となる第3作目。子供たちが主役に据えられ、少年の純真な信仰心が大魔神を動かし、瓜生の里の村人に強制労働を科した荒川飛騨守を退治する時代劇特撮作品。

ー 時代劇と特撮のハイブリッド 子ども向けジュブナイルモノにシフトチェンジも... 熱冷期編 ー
火薬製造を思い立ち、近隣諸国の制覇を目指う荒川飛騨守(安部徹さん)。近隣の木こりを捕えて地獄谷へ連行し、硫黄の採集と火薬の製造の強制労働を科すが、地獄谷から命からがら逃げ出した村人から、荒川飛騨守の強制労働の件を聞き、鶴吉(二宮秀樹さん)、大作(堀井晋次さん)、金太(飯塚真英さん)、鶴吉の弟の杉松(長友宗之さん)の子どもだけの4人は、魔神の山を越え、地獄谷へ向かう。というストーリー。
魔神の山のてっぺんに魔神の像があり、魔神の使いは大きな鷹で、山を見張っているといわれている。

一本橋のシーン、なかなか面白かった!ハラハラまではいかないが、ナイスな発想と、少しのハラはあった。ただあの弓矢擬きはいつの間に?1作目の時と同じようなシーンもあって、気づくだろっ!って(心の中で)思った!もちろん1作目でもだが。

硫黄の沼に突き飛ばすシーンは、荒川飛騨守の残忍さをみせている。火縄銃のシーンは、見えたんかーい!って思わず突っ込んだ!

まさかの胸糞展開? 魔神から血、鶴吉の●を投げ...
魔神の登場(顔変えるシーンがあった)、雪の登場シーンは超盛大!まさか右手で掴んでいるのは...
必殺!丸太投げ!そして、腰の宝剣が荒川飛騨守に炸裂!

雪のシーンにしても、宝剣抜く下りも(丸太のシーンも)、結局監督がこだわりたかった、やりたかったが見える。ジュブナイルモノにした割に、ストーリーもあんまりだったし(この際はあの硫黄泉の近くにいて、有毒ガスは?の件は目を瞑ったとしても)、製作費がかかり過ぎた件も合わせ、こうなるべくして、なったと思わざるを得ないかなぁ...

で、金太は?

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