予告
https://youtu.be/9avDQZdYaNQ?si=bzl8xek4zVrjhPZl (3:35)
篠田正浩監督作品セレクションDVDボックスPVより
(2:00〜2:54あたりが本作部分)
近松物が原作。
享保２年7月17日、大坂高麗橋で起きた妻敵討(めがたきうち)事件がその元ネタ。
近松門左衛門と後年縁深かった地で働いているにもかかわらず、墓所に詣でたこともなく本作も知らないままで過ごしてきた。
映画は勿論、芸術芸能全般に疎いとはいえ、いと恥ずかしや。。
槍の名手であり、茶の湯のおてまえも相当、その上巷で謳われるほどの美貌の持ち主 権三(ゴンザ)。
せめて彼が醜男であったのなら悲劇が起きることはなかっただろう。
主演の郷ひろみは、1984『瀬戸内少年野球団』で岩下志麻と映画初共演、以降1985『聖女伝説』と1986年の本作でがっつり共演している。
まんざら、仕方ない客寄せパンダの起用というわけでもなさそうだ。
演技じょーずをアピールするスタンドプレイヤーはおらず、着物、小間物、大道具、茶道をはじめとした所作、舞台、美術、音楽などの全てが、最初から決定づけられた悲劇のラストへの花道を彩る。
茶道で度々耳にする「侘(わ)び・寂(さ)び」
◎侘び•••置かれている状況が悪くてもそれを受け入れそれすら積極的に楽しむという精神性
◎寂び•••古さや静けさ、枯れたものから趣きが感じられるという内面にある本質が表面に現れる変化を美と捉えること
、だそうである。
当時の武家方は、そこに行きる道と死に際をみいだしていたのだろうか。
鑓(やり)の権三と聞いて、全国スナックママさん達の定番曲と総合格闘家が浮かんだのは私だけであろうか。。
🎤「遣らずの雨」 川中美幸
https://youtu.be/eFwZqZROCQc?si=bCCTm4KAzK7sU6ng (3:27)
🤼♂️ガブリエル・"ナパオン"・ゴンザーガ
https://youtu.be/4vK-6M5j0P8?si=TQyUp_srj0E6i_0s (0:47)
今回は、昔馴染みだったフォロワーさんのMark! で知ってはいたものの、冬めくさんのレビューで重い腰を上げて鑑賞することが出来ました。
有り難うございました🙇
美味しゅうございました🍵
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