りんだ

チャップリンの黄金狂時代のりんだのレビュー・感想・評価

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
4.0
中洲大洋映画劇場に最後のお別れをしてきました。私が大洋に行ったのはたったの3年ほどでしたがたくさんの映画をみて、素晴らしい映画体験をさせてもらいました。漂うレトロな雰囲気も素敵で、大好きでした。
そんな中洲大洋さんで、最初に上映された作品が、『黄金狂時代』でした。
恥ずかしながら人生で初めてチャップリンの映画を見たのだが、この衝撃はなんと行ったらいいか。
チャップリンは映画史上最も有名な俳優と言っても過言ではないと思う。3代喜劇王の中でも、特に世界中に名が知れている。あのコスチュームといい、動きといい、なんというか、アイコニックなのだ。映画界を代表する存在で、あの時代の映画界の象徴と言ってもいいだろう。
動きと画質の粗さとが相まって、アニメーション映画を見ているような気分だった。
有名なシーンも観ることができて満足。
今回は大洋映画劇場で一番最初に上映された作品とのことだったので黄金狂時代を観たが、とても評価の高い『モダン・タイムズ』や『街の灯』もみてみようと思った。
中洲大洋映画劇場さま、3年という短い期間ではありましたが、私の映画人生をより素晴らしいものにしてくれました。映画館の雰囲気がとても優しく暖かくて大好きでした。まるで映画に出てくるような映画館で、初めて行ったときから心を奪われました。ありがとうございました。
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