赤ちゃんパンダ

チャップリンの黄金狂時代の赤ちゃんパンダのネタバレレビュー・内容・結末

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

おうちのシーン!
てっきりロングショットの家のカット(おうちの半分が崖から飛びてててぐらんぐらん揺れる)はミニチュア撮影かと思いきや、そこからチャップリンともう一人の男が出てきて、どうやって撮ってるのー!?
でもさすがに本当に崖の半分に家を置いてたら危険すぎるから、やっぱりミニチュア撮影で、それをどうにかしてるのかな。家の中のシーンは別撮りというか、平らなところに建っているおうちで撮っている(よね!?笑)ことはわかるんだけど。

大晦日に彼女たちを迎えるために一生懸命準備した部屋で繰り広げられるチャップリンの夢?のシーンがせつなすぎる。
でも、くるかわからない人をくると信じて精いっぱいに準備して待ちたいよなぁ。傷心と虚無なら傷心を選びたい!

そのすこし前のシーンで女の人たちがチャップリン演ずる男の家へ遊びにきたあとの、羽毛が部屋じゅうを舞うシーンの多幸感。
ジャン・ヴィゴの「新学期・操行ゼロ」(それか「アトランタ号」?」)の超すきなシーンを思い起こさせるけど、あちらは1933〜34年、もしかして意識してるのかなぁ。それとも羽毛が舞うという演出はこの時代には結構よくあるやつだったのだろうか? 今のところチャップリンとジャン・ヴィゴでしかお目にかかってないけれど。
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