いろは

おくりびとのいろはのレビュー・感想・評価

おくりびと(2008年製作の映画)
4.0
故人を棺に納める職業‘‘納棺師’’を描いた人間ドラマ。
先日祖母が亡くなり、寝付けない夜に観てみようと鑑賞。
中学生の頃に観ていて断片は覚えていたけど、記憶以上に良作だった。原作とは違う「おくりびと」というタイトルにしたのも良い。
山形の自然と久石譲の音楽をバックに、山崎努と本木雅弘が演じた納棺師の所作が美しく、笹野高史の言葉が温かく、響いた。
映画だから故人役の人はもちろん生きているのだけれど、着替えや死化粧を施されると本当に生きているように見えた。棺の中で花に囲まれているシーンで死を実感。
午後から納棺なので見届けてくる。
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