15.2510
自分の中でどうでもいい映画ジャンルの一つに、米国金持ち高校生の恋愛ものがある。共感を感じる瞬間が0.1秒もないからだ。完全に貧乏人のやっかみなのだが。。
本作は強いて言えば、金持ちのジャイアンとスネ夫が学校をさぼって、しずかちゃんとデートしながら、時折、自己啓発本めいたセリフを貧乏なのび太ども(観客)に投げかけるといった構図だ。米国人のアイデンティティ、金と暴力を体現しているともいえる。
主人公と同じように目的のためにルールを破るキャラクターとして、校長がいる。が、主人公とは違いやることなすこと裏目にでる。要するに米国(自分たち)はルールを破ってもクールだからOK、他国(お前ら)はダサダサでダメ。という事。
そう、金と元気があれば何でもできる!