「前作よりアクションの質が下がる」
カンフーパンダ1作目と2作目、ヒックとドラゴンを観て感じたのは、エンターテイメント性や映像の質はピクサーよりドリームワークスが上な気がする。
物語の質はピクサーの方が上と感じるので、なんとかドリームワークスも頑張って欲しい。
本作のカンフーシーンは1作目より少なく、前作では多くあったこれまで見たこともない様アクション動作やカットもほとんどなかったのが残念。
シェン大老の尾羽を使った攻撃と、最後の内なる平和を体得したポーの反撃は見ごたえがあった。
売りのエンターテイメント性やコメディ要素は前作の方が強く、少し説教じみた展開は残念。裏を返せばメッセージ性が強いので、そこが良いと感じる人もいるはず。
過去にとらわれるな、未来を切り開くのは現在の自身。といったところか？
相変わらずの豪華声優陣。シェン大老がゲイリーオールドマンだとは思わなかった！
前作でずっと気に入ってた、ポーと父親の関係。パンダの父親がガチョウ？？の謎が明らかとなるストーリーは、1作目を楽しんだ人間としては嬉しいものだった。星3.5
