オーウェン

華麗なる週末のオーウェンのレビュー・感想・評価

華麗なる週末(1969年製作の映画)
3.7
使用人がその孫と共に車を使い旅に出る。
その過程で孫はこれまで知らなかった人生を垣間見るようになる。

ロードムービーの種だが、この使用人と張り合う黒人とのやり取りが微笑ましく旅を活気づかせる。
ほのぼのした旅だが、どこかチャーミングな部分を感じる。

この使用人というのがスティーヴ・マックィーンが演じており、彼のキャリアの中でもまさに異色としか言いようがない役柄。
こういうコメディチックな作品は似合わないと思っていたが意外なほど悪くない。

ただこの映画邦題で損をしている。
恐らく「華麗なる賭け」に掛けているのだろうが、まったく微塵も感じない中身なので勿体なさ過ぎる。
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