ラフマン

華麗なる週末のラフマンのレビュー・感想・評価

華麗なる週末(1969年製作の映画)
4.5
華麗なる◯◯という邦題の映画たくさんありますね。別にシリーズものでも何でもなく、当時の流行なんでしょうけど。
この『華麗なる週末』の原題は『The Reivers』
強奪するもの達って意味らしいですが華麗とはかけ離れてますね。

11歳のお坊ちゃんが、家族に嘘をついて使用人のスティーヴ・マックィーンに連れられて車を勝手に拝借して都会へ遊びに行くというもの。
これがすごく良かった。
僅か4日間で少年は色んな経験をします。運転したり娼館に連れて行かれたり、そこで初めて女性に恋をして、その女性のために殴り合いの喧嘩をしたりと、濃厚な週末を過ごすわけです。
で、少年が成長していくというね。これは感動します。

スティーヴ・マックィーンらしからぬ、ほのぼの雰囲気の映画なので、アクションド派手な男映画を期待したら肩透かしを食らうでしょうけど、このスティーヴ・マックィーン最高に輝いてます。
いい映画です。
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