日陽はしづかに発酵し…の鮭茶漬けのレビュー・感想・評価

ソクーロフ特集
いつか観たかった作品をとうとう見れた…！今やロシアを代表する巨匠となったソクーロフ監督作であり、彼が一躍時代の寵児となるきっかけとなったという作品。
トルクメニスタンに派遣された若い医師に訪れる様々な不条理な出来事。
セピア色に統一されるかと思いきや様相を様々に変化させる色調。トルクメニスタンの茹だるような暑さと共産主義への絶望の只中に、ほんの一握りの生への希望を感じさせる圧倒的な映像詩であった。