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日陽はしづかに発酵し…のナヲヤのレビュー・感想・評価

日陽はしづかに発酵し…(1988年製作の映画)
4.2
ストルガツキー兄弟原作と聞いて、一筋縄ではいかないのは覚悟していたけど、タルコフスキーやアレクセイ・ゲルマンのそれにも増して説明的な表現が削ぎ落とされて難解さが極まっていた...
複数のサウンドがオーバーラップしたり、スケール感がバグるショットを入れてきたり、独特の浮遊感は好き。

流石に長すぎるだろってシークエンスが多いけど、その尺を使ってまで残そうとしたものに必死に思いを馳せる。

ベルトルッチの《シェルタリング・スカイ》観た時となんか似た気分になった。
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