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日陽はしづかに発酵し…のricoのレビュー・感想・評価

日陽はしづかに発酵し…(1988年製作の映画)
3.2
高校生の時に深夜テレビ放映していて、ずっと見たかった私は友達に頼んで録画して貰って、放映時にも多少見て、録画したものを見たものの全くもって内容を覚えていず(いつもだけど)、改めて見てみても、「こりゃあ忘れるわ、、、」と思ったのでした。

イマイチなんの説明らしきものもないまま、主人公が過ごしている周りで自殺が起こったり脱走兵が乱入してきたり、親友の家で何かが起こったりはするも原因はわからず淡々と進むため意味がいまいち掴めない。
ワンシーンごとに無闇に長く、ヌリ・ビルゲ・ジェイランか!っていうくらい(こっちのが先)ダラダラと何気ないシーンが続いたりするので、眠気を誘って仕方ない。
フィルムで見れれば美しさでもう少し見れるのかも、、、
VHSは黒つぶれや、ボヤボヤの画面がツライ、、

原作がストルガツキー兄弟ってことで見直していたのだけど、解説書によれば原型は主人公たちの名前と彼らの知的活動を妨害する宇宙的な「圧力」というコンセプトのみとのこと。

最早SFだとか言われなわからない、、、
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