ストルガツキー兄弟原作と聞いて、一筋縄ではいかないのは覚悟していたけど、タルコフスキーやアレクセイ・ゲルマンのそれにも増して説明的な表現が削ぎ落とされて難解さが極まっていた...
複数のサウンドがオ…
未見の新作『独裁者たちのとき』にますます胸弾んできます。
アレクサンドル・ソクーロフ
『日陽はしづかに発酵し…』
私個人はその著作の一部を途中で挫折したままだから言及する資格など全くありませんが…
30数年前からの宿題になっていた作品で、今回のソクーロフ特集でフィルム上映できる劇場でも上映されない劇場は理由があって、本作はアルテリオ映像館での上映で打ち止めだと聞き、今回絶対に見ておかないと!っ…
>>続きを読む聴こえないはずの話し声や禁忌に触れるような喘ぎ声
二つの音楽が聴こえる状態って心当たりがある気がする
これをこう撮りたいという願望の強さがリュミエールルール的
それらを無理矢理にでも繋ぎ合わせて…
ソクーロフ特集
いつか観たかった作品をとうとう見れた…!今やロシアを代表する巨匠となったソクーロフ監督作であり、彼が一躍時代の寵児となるきっかけとなったという作品。
トルクメニスタンに派遣された若い…
ソクーロフ特集にて。
砂漠の砂で黄土色にけぶったトルクメニスタンの辺境の町に駐在しているロシア人の医師。
乾いた熱風が吹き上がり、論文を書こうとすると、突発的な出来事がたびたび起きて邪魔をする。医師…
長年観たいと願っていたフィルムのひとつ。
アジアとロシアの狭間という文字通りの辺境であるトルクメニスタンの温度や空気や匂いが、フィルムの表面から溢れ出して映画館に充満していた。中央アジアのザラザラと…
隣人や兵士が死ぬ、解剖直前らしい屍体がことばを話しはじめる、子供が連れ去られる、タルコフスキーとしか思えない容姿の男が「地球が丸いことを知れてよかった、迷っても帰ってこれる」みたいなことを言い残して…
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