NANCY

メン・イン・ブラック3のNANCYのレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)
5.0

これも劇場で観賞しましたが、Blu-rayにて再観賞。

劇場で観た時は字幕で観たのだけれど、僕は生粋のMIBファンで、出会ったのは小学生の頃。
小学生が字幕で観るはずもなく、MIBに限ってはずっと日本語吹き替え版で観ていた。

そのせいで僕の中のJとKはずっと日本語。
劇場ではやむなく字幕で観たのだが、やはり何か納得がいかなかった。
凄く面白かったんだけれどね。

そして今回、Blu-rayで、字幕を出しながら吹き替え版で観賞。

吹き替えはやっぱりいい!!!
と、個人的に感動していたのだが、なんと、Kの声優さんが変わっていた…。
ボスのCMでトミー・リー・ジョーンズさんの声優があの声に決まってしまったせいか、僕が持っているDVDのKの声と全然違ってほんっとに残念だった。

しかし今作はトミー・リー・ジョーンズがほとんど出演しない(笑)
タイムスリップものなので、若い頃のKとしてジョシュ・ブローリンが演じている。
声優さんが変わっていて凄く残念だったが、ほとんどKはジョシュ・ブローリンだったのでそこまで違和感はなかった。

ストーリーとしては凄く良かったと思う。
Zが死んでしまっていたのは、Z役の人が何かとお騒がせ役者だったからだろう…。
しかしちゃんとZの存在を表していたのでそれは全然大丈夫だった。

フランクも出演しなかったが、Jの自宅にでっかいフランクのポスターがあって、MIBファンにとっては凄く嬉しい演出だった。

欲を言えば、頭吹っ飛んでもまた生えてくるあのエイリアンも出て欲しかったが…(笑)

全体的に前作よりもシリアスな出来上がりになっているようだが、それはアメリカのタイムスリップものだから、日本人が理解できない為であると思う。

実際に観るアメリカ人としては、69年代のアメリカをMIBらしくいじくっていて笑えたんだと思う。
グリフィンと出会うパーティーの人達とかね。
アメリカのタイムスリップものを日本人が理解できるわけがない。
日本のタイムスリップものでアメリカ人に笑いを取れないのと同じように。

劇場で観た時より、改めてBlu-rayで観賞した今回の方が、ストーリーもギャグも理解度が高く、とても面白かった!

やっぱりMIBシリーズは最高です。

でもトミー・リー・ジョーンズがもう完全におじいちゃん…。

MIB4はもうないかなぁ…。

しかし作品自体とても面白かったので満点で!
NANCY

NANCY