ゴン吉

メン・イン・ブラック3のゴン吉のレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)
4.1
地球に住む異星人を監視する組織メン・イン・ブラック(MIB)の活躍を描いたシリーズ第3弾。
製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。
ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのW主演で、ジョシュ・ブローリン、ジェマイン・クレメントらが共演。
アリス・イヴとエマ・トンプソンがヒロインを演じる。

ルナマックス銀河系刑務所から凶悪な囚人ボグロダイト星人アニマル・ボリス(ジェマイン・クレメント)が脱獄する。
彼は以前自分を捕らえて左腕を奪ったエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)への復讐と地球侵略の為に地球にやってくる。
ボリスは若き日のエージェントK(ジョシュ・ブローリン)への復讐のため、自分が捕まった1969年7月15日にタイムトラベルする。
一方、それを阻止するためにエージェントJ(ウィル・スミス)もタイムトラベルするが.....

エージェントKとJのコンビはもとより、1969年の若きエージェントKと同僚O(アリス・イヴ)とのロマンスも楽しめる。
「泥水みたいなコーヒーだ」「コーヒー豆に泥がついていたのよ」(BS12版)
「動物の死骸みたいな味だ」「あたりまえよ けさひいたばかり」(テレ東版)
予知能力をもつ宇宙人グリフィンなどの個性的なキャラも登場し、ストーリーを盛り上げる。
一方で、2作目で活躍したワンコのフランクは写真だけの登場なのが寂しい。
1969年へのタイムジャンプの方法がコミカルで笑えます。
タイムトラベルして当時のアポロ11号の発射とストーリーを絡めていて楽しめた。
1960年代のクラシックなアメ車を堪能できる一方で、1輪車のジャイロや空飛ぶジェットパックなどの近未来的な乗り物も登場して大活躍です。
本作では、エージェントJとKの二人の知られざる意外な過去が明らかになり、ラストは涙が流れる心に響く作品です。
「答えを知りたくないことは質問しない方がいい」(テレ東版)

「今の場面も忘れがたい だがKがチップを置かないと… ヤバかった」(BS12版)
「地球人の歴史の新しいハイライトだ Kがチップを置くのを忘れさえしなければ… フー 危ないとこだった ウフッ」(テレ東版)

2023.8 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:松崎広幸 訳)
2022.10 BS12で鑑賞(土曜洋画劇場・字幕)
2019.11
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