メン・イン・ブラック映画シリーズ生誕15周年記念作品。
これまでのメン・イン・ブラックは、コメディよりのエイリアンという感じでしたが、今回はタイムトラベルものとしてストーリーがパワーアップしました。
演者は、エージェントJを演じるウィル・スミス氏やエージェントKを演じるトミー・リー・ジョーンズ氏は変わらずで、若かりし頃のヤング・エージェントKを演じたのは、ジョシュ・ブローリン史でした。
エイリアンがいるから、タイムトラベルをやっても違和感がない世界観は好きですね。ピカッと記憶消去する装置もだんだん説明が雑になりつつも、そうだよね…と納得する部分はある。
導入部で「40年前にKが死んでいる」ということから過去に戻るJだけど、最後まで観ると、JとKの絆は、ここ最近のものではなかったのだな…としんみりとしてしまいます。シリーズも3作やっているからこそ、各キャラクターの深掘りが効果的であったのかな。
シリーズが進むと失速することが多いですが、本作は見終えると、またシリーズ最初から観たくなるような作品でした。