傑作だなあ…!語り口はこれ以上ないほどスマートな群像劇で、基本的にはストレートに話が進んでいくが、冒頭の津波や途中のテロなど、非日常な瞬間が何の前触れもなく訪れるので、その対比が素晴らしい。
料理教…
大好きなクリント・イーストウッド監督作品なんですが、この作品が公開された当時は、精神的に不安定だったので、意識的に静かな感動作を避けていました。
しかし、今年になって喘息になり色々と考えることもあり…
最後までうっすい関係性の3人が終盤にブックフェアで偶然遭ってやっと動き始める。
じゃあ、それまで退屈かというとそれぞれのドラマがあるから不思議と観てられる。
スピってる人には実際会ったら引いちゃうけ…
かなり好きな作品。
YouTube(違法転載ではなく準公式切り抜き的なやつ)で冒頭の津波のシーンを見て、撮影と編集の仕方にセンスを感じたのでそれにつられて見始めたのだが、この映画はディザスタームービ…
今回は雇われ監督だろうか。実際スピルバーグの好きそうな話だし、スピルバーグっぽい演出もあった。オープニングの大津波。あんなCGを使うなんてイーストウッドらしからぬ演出でブラッカイマーみたいなバカな災…
>>続きを読む映画の内容ではありませんが、
主演のマット・デイモンはハーバード卒で映画の脚本も手掛けたりプロデューサーもされる秀才で、又目立ったゴシップもなく多くの著名人に慕われているそうです。大スターでありなが…
来世(ヒア・アフター)
クリント・イーストウッド監督31作目
初めて描くテーマは
なんと[死後の世界]…スピリチュアル!
とは言っても絶妙に現実的なタッチ
決して[大霊界]を紹介したりはしない
・…
このレビューはネタバレを含みます
喪失や離別や挫折を抱え込んだ市井の人々が偶発的な出会いに晒されながら生き延び続けるという群像劇でしか撮れない話を完璧に構成しててすごい早かったし(ディケンズの使い方もすごい!)イーストウッド特有の変…
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