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ヒア アフターのkazu1961のレビュー・感想・評価

ヒア アフター(2010年製作の映画)
3.7
▪️Title : 「ヒア アフター」
Original Title :「Hereafter」
▪️First Release Year:2010
▪️JP Release Date :2011/02/19
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:129分
▪️Appreciation Record :2020-289 再鑑賞
▪️My Review
ストーリーも映像も音楽も含めて優しい感動がある作品です。
やっぱりクリント・イーストウッド作品はハズレがないです!!
本作は、クリント・イーストウッドがメガホンを取り、なんとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた巨匠コンビの死と生をめぐる感動的なストーリーをつづるヒューマン・ドラマです。死を身近で体験した3人の登場人物が悩み苦しみ、生と向き合う姿を真摯に描いています。主演は、『インビクタス/負けざる者たち』でイーストウッド監督作品にも出演したマット・デイモン。ほかにベルギー人女優セシル・ドゥ・フランスや映画初出演のジョージ、フランキー・マクラレン兄弟が共演。彼らが見いだす“死は怖くないこと”“生きることの素晴らしさ”が、ズシリと心に響きますね。
特徴的なのは、作品自体は誰もが一度は考えたことのある『死』『死後の世界』をテーマにしています。テーマ自体は身近でかつ重たいものですが、それをとても人間味溢れるドラマティックな形で表現でされています。『死後の世界が存在したらいいな』って思わせてくれる、そんな映画ですね。
物語は。。。
霊能力者としての才能にふたをして生きているアメリカ人のジョージ(マット・デイモン)、津波での臨死体験で不思議な光景を見たフランス人のマリー(セシル・ドゥ・フランス)、亡くなった双子の兄と再会したいイギリスの少年マーカス。ある日のロンドンで、死に取りつかれた3人の人生が交錯します。。。
公開後色々んな議論を読んでいる“ジョージはマーカスにウソをついたのか?”“マリーへの手紙の内容は?”“ラストの握手のシーンの意味は?”色々深いです。考えながら鑑賞するのも一計です!!
本作、良い作品だと思いますが、当時は日本であまり浸透しませんでした。それは、本作は日本では2011年2月19日から劇場公開していましたが、本作内に津波のリアルな描写のシーンがあるため、同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受けて、3月14日に、同日限りで本作の上映を中止されたんですよね。。。

▪️Overview
巨匠クリント・イーストウッドが、死後の世界にとらわれてしまった3人の人間の苦悩と解放を描いたヒューマン・ドラマ。サンフランシスコに住む元霊能者で肉体労働者のジョージ、臨死体験をしたパリ在住のジャーナリスト・マリー、兄を亡くしたロンドン在住の小学生マーカスの3人が、互いの問いかけに導かれるようにめぐり会い、生きる喜びを見出していく姿を描く。脚本は「クイーン」「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガン。出演はマット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス。(引用:映画.com)
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