マーくんパパ

植村直己物語のマーくんパパのレビュー・感想・評価

植村直己物語(1986年製作の映画)
3.8
(再)1984 年2月13日、植村直己が亡くなった2年後に製作された明治大学以降の半生記。現地の過酷ロケをふんだんに入れてまるでドキュメンタリーを観ている迫力。彼の成し遂げた業績、極限地で格闘する冒険家の姿と妻となった公子との馴れ初め、結婚後家で安全祈願しながら待つ妻の姿を交互に映し出す。西田敏行と犬橇ワンコたちの奮闘に拍手です。組織や団体行動に馴染めない男、人が行ったことない場所に立ちたい、やったことない事に挑戦したい、その根源的欲求に突き動かされて生きた43年間の人生を凝縮して観れる良作。