掴みどころない感覚がずっと続くけど、ふわふわしてる訳じゃなくて、重たいから捕まえられないって感じ。
直接的な表現がないのにこんなに官能的な映像を撮れるって凄い。
でも多分自分にはすこぶる早かったと思…
初めての映画体験で稲妻が落ちたような衝撃
意味不明で摩訶不思議で妖艶
話の流れが掴めかけたと思うとふっと煙のように形を変えて消えてしまう感覚、たまらなく好きです。
生と死がごちゃ混ぜになった世界…
瀟洒な画面と蠱惑的な表現がとても魅力的だが、原田芳雄演じる中砂のミソジニーが酷くて見ていてキツかった。
おそらく中砂が一番気を引きたいのは友人の青地なんだけど、所在なさや即物的な情動を理由に女性を利…
山本直樹「君といつまでも」を読んで知った
内田百聞の作品を映像化しようとしたものらしいが確かにビジュアルで殴られるような美しさがたくさんあった
内容はトータルでっていうより部分部分でかいつまんで全体…
鈴木清順監督、内田百閒の短編小説「サラサーテの盤」を原案としたホラー映画。
1981年第4回日本アカデミー賞優秀作品賞受賞。
ジプシーの如く各地を旅する中砂は、親友であり士官学校独逸語教授の靑地と…
このレビューはネタバレを含みます
足繁く通っている映画館にて、体全体に電流が走るような、奇妙、それでいてどこか美しい予告編があった。どうやら鈴木清順監督の浪漫三部作らしい。直感がこれはみた方がいいと訴えていたので、U-NEXTでも配…
>>続きを読むまるで、寺山修司の作品を観ているような理解を超えた唯一無二の世界観。ストーリーの考察などは野暮であり、ただただポカーンと指を咥えてスクリーンを眺めていた2時間強。一体何を観させられているのだろうかと…
>>続きを読む