つげ義春の漫画を初めて読んだ時とまったく同じ感覚。
あれよあれよ~と言う間に迷い込んでいく煉獄の夢想世界。
それにしても鈴木監督の支離滅裂な無茶ぶりにスタッフも俳優も総出で「YESサー!」と呼応し…
ここまで美しい邦画はあまりない。
視覚の美しさを超えている。
こういう映画は作り手の中で繋がっているようでも、観る方にはバラバラになりがちだが、シーン全てが意味を持ち、繋がっている。
原田芳雄の役所…
なんだこれは⁇‼︎‼︎
観たこと無いものを観てしまった衝撃。
私も鏡を覗きたい気分だ。
盲目の三人の描写とか、目ん玉舐めるとか、もうビックリ‼︎
不気味で寂しくて、可笑しくて、美しい。…でも理解…
このレビューはネタバレを含みます
桜と蓄音器、視覚と聴覚、日本の美
群衆の動き方、撮り方
原田芳雄、喋り方かわんねえ、目がすげー
一騎打ち式
カニさん、6匹
谷啓わけえ
構図とか絵とかかっこいい
内臓みたいなの食べちゃう
サラサーテ…
言いたいことは色々あるんだけども…まず衣装や小大道具がとても良い。
藤田敏八の着ているジャケット、シャツ、ベスト、ネクタイ、トラウザーズ、コート。
画面を通してでも当時の一級品である事がビンビン伝…
現世と幽世は重なっていて、生者の魂も死者の魂も、同じ世界をさまよっている。すべてが白昼夢のように覚束なく、自由な映像体験は、様々な象徴をもって確かなものなど何もないことを訴えかけてくる。目のゴミをと…
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