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ツィゴイネルワイゼンのcamusonのレビュー・感想・評価

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)
3.2
本作は今回初見なのですが、
なんとなく、勝手に、若かりし日の大谷直子の妖艶な姿
というひもづけをしていました。

実際見てみたところ、若かりしと言うわけではなく、
私の知っている大谷直子そのものでした。

と言うことで、そっち方面ではちょっとスカッたのですが、
(裸で指ぱっちん意味不明です。)

それより、原田芳雄が原田芳雄らしくてほんと良かったです。
豪胆で放埒なんだけど、乱暴な感じはなく、安っぽくもない。
知性がにじみ出るとか感じさせずに、バカっぽくもない。
たまに丁寧語使ったりするのも違和感なくハマっています。

期せずして、原田芳雄追悼になってしまいましたね。

作品としては、雰囲気映画なんですよね。
映像も美しく、嫌いではないですが、
ストーリーがちょっと散漫で、
原田芳雄のキャラ以外であまり引っかかるものがなかったです。
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