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ツィゴイネルワイゼンのエレキングのネタバレレビュー・内容・結末

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ツィゴイネルワイゼン』よく映画会社が制作にOKだしたなー。
完全なカルトムービーだけど、デヴィッド・リンチではなく、寺山修司の『田園に死す』や実相寺昭雄の『曼陀羅』の系統。
正直、退屈で早く上映終わらないかな?と思った。
もしかしたら、コメディだったのかな?
石井裕也監督の『月』は良かったけど、『愛にイナズマ』は退屈、というかストーリーが進まなくてヤキモキした。あとで分かったが『愛にイナズマ』はコメディだったらしい。ぜんぜん笑えなかったけど。

『ツィゴイネルワイゼン』もコメディなのかな?
よくわからないな🤔

第54回キネマ旬報ベストテン第1位、第31回ベルリン映画祭特別表彰、第23回ブルーリボン賞最優秀監督賞、第4回日本アカデミー賞最優秀作品賞等受賞。

え? 名画座やミニシアター向けの作風だと思うけど、評価高い?

『ツィゴイネルワイゼン』に、なぜ日活の木村威夫美術監督が参加してるのか謎だったけど、Wikipediaを見たら1972年からフリーになっていた。
後年は林海象監督の映画に参加するなど幅広く活躍した。

『ツィゴイネルワイゼン』でスペイン風邪に言及する場面があり、スペイン風邪は大正時代、約100年前。
しかし、電車が走っていたり、電話の受話器が昭和後期のものだったりと、一体いつの時代なのか判断に困った。
当時物を準備するのは難しかったのかもしれないが、山崎貴監督であれば精巧なレプリカを作ったかもしれないし、今はCGもあるし、時代考証は昔よりも正確になってきている気がする。

『ツィゴイネルワイゼン』冒頭に登場する機関車はD51、通称デゴイチ、製造は 1935年 - 1945年。
1935年は昭和10年。大正時代じゃない。
衒学(ペダントリー)が映画鑑賞の邪魔をする( ˘•ω•˘ ).。oஇ
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