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ツィゴイネルワイゼンのアのネタバレレビュー・内容・結末

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

足繁く通っている映画館にて、体全体に電流が走るような、奇妙、それでいてどこか美しい予告編があった。どうやら鈴木清順監督の浪漫三部作らしい。直感がこれはみた方がいいと訴えていたので、U-NEXTでも配信されていたが、せっかくなので大画面でみることにした。

『夢二』は音楽が心地よかったせいか、人生で初めて映画館で爆睡した。 超気持ちよかった。
『ツィゴイネルワイゼン』は冒頭のレコードから流れるツィゴイネルワイゼンが耽美的で、耳に心地よかった。そして、出演者の色気が凄まじかった。特に原田芳雄は、ワイルドさと宮本浩次のような儚い雰囲気を兼ね備えていて、とても魅力的だった。また、大楠道代の妖艶さは椎名林檎を思い出した。やはりモガのファッション・髪型は自分にとっては常に最先端である。
二作を通して気付いたが、鈴木清順監督は音にこだわりがあるようだ。

『夢二』と『ツィゴイネルワイゼン』をみた率直な感想(内容面)。クソ難しい。自分にはまだ到底理解できそうにないので、人生経験を積んでからまた挑戦してみようと思う。『陽炎座』も同様の理由で挫折してしまう可能性が高いだろうな
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