最新作のために過去作を復習。
原案・製作総指揮のジョージ・ルーカスにとって、永遠のテーマはやっぱり「父親」なんだということが、改めてよく分かりました。
広大な土地の風景をたっぷりと映し出すオープニングには、このシリーズを成功させてきた自信と貫禄が感じられます。
そして若かりし頃のインディ・ジョーンズ役として、まさかのリバー・フェニックスの登場!!これには涙を禁じ得ませんでした😭自分にとっては永遠のフェイバリット・アクターです🥹
リバー・フェニックス登場パートの列車アクションを含めて、水上ボート、バイク、飛行船&戦闘機、馬 VS 戦車など、バリエーション豊富な「乗り物」を使ったアクションが今作では楽しめます。
とはいえ全体的には、前作と比較するとアクションシーンは控えめで、その分、宝探しや謎解きの面白さやドラマパートにも重点を置いた脚本になっています。
長年のわだかまりを抱えていた父と息子が絆を取り戻す終盤の展開と、あまりに美しいラストシーンに感動させられたのも、登場人物のキャラクターや関係性をドラマパートでしっかりと描いてくれたからだと思います。
ヘビの大群の登場はもはやお決まりで、3作とも登場するのはハリソン・フォードとヘビだけ?あ、あとガイコツくらいか😆そういえば今回は虫の大群が出てこーへんなと思ってたら、今度はネズミやった😵
図書館の地下通路を発見して、石油が湧き出ている場所に辿り着くシーンがあるんやけど、インディ・ジョーンズが自分の体が石油まみれになってるのに、松明に火をつけるの大丈夫?って思った。
あと、ベニスの水上アクションシーンで、大型船舶のスクリュープロペラに巻き込まれそうになるシーンは、1作目のトラウマがあるからドキドキした🫣
ショーン・コネリーとハリソン・フォードの「父子」のやり取りがいちいち面白くて、エルザを通じて「兄弟」になってしまったことが分かるところなど、クスっとさせられるシーンがたくさんありました。後半のあるシーンにおける、ショーン・コネリーの「二度見演技」は必見👏
1作目以来のサラーの登場は、大好きな親戚の叔父さんと久しぶりに会うような懐かしい気持ちになりました。これぞシリーズものの醍醐味。
あとマーカスとヘンリーの旧友関係も面白い。再会シーン、コミカルすぎる😆脇役たちも含めた良い意味での「軽み」は、今作の魅力の一つかもしれません。
これで(一旦の)締めくくりとなるシリーズ3作目は美しい着地点を見せてくれましたが、次作となる2008年の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は未見なので、ここからどういう展開になるのか、今から楽しみです。