運命のダイヤルに向けて予習!
インディ・ジョーンズ初期三部作の最終作。インディの父親をショーン・コネリーが演じ、アーサー王物語をベースに不老不死の聖杯をめぐってナチスとの取り合いが始まる。
007みたいな映画を作りたいというコンセプトをショーン・コネリーを迎えることで見事その理想を形あるものにした作品。毎回ヒロインが変わるのもボンドガール的なことなんだね。まさに活劇。
シリーズとしては1に次いで評判が良いが、個人的には一番下かな。トレハン要素が薄くて、大半がナチスとの戦いだからスパイ映画や戦争映画みたいで見たいものをあまり見れなくて、戦争オタクのスピルバーグだけにマニアックでクオリティは高いけど面白くは感じない。見たいのは汚くてワクワクに満ちた迷宮なんだ!やっぱり2作目の魔宮の伝説が好き。
フェイブルマンズを見たあとだから、子に目もくれず奔放だった父親とのドラマが際立つ。スピルバーグの父親との対峙の一端が垣間見れる。