さなD

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦のさなDのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

午前10時 シネスコ 黒帯なし
シリーズの集大成!って感じで大満足。
お馴染みのナチスや、広大な砂漠、カーチェイス、飛行機戦、格闘、遺跡のトラップを避けながらの探検、宝の不思議な力で溶けていくシーン。
あとサラーも出ててニッコリ。基本的に1を見てた人はセルフオマージュ?で最高に楽しめると思う。

ショーン・コネリーとハリソンフォードとの共演がこんなに熱いなんて!リマスターでキレイになってるからより没入できたしちょっとした顔の演技から体張ったアクションまで見応え抜群!007があんなに情けなく見えるなんてさすがスター俳優!ショーン・コネリーがペンの墨で敵に攻撃仕掛けるの007ちょっと思い出した笑

テーマは今作が一番良かった。宝や永遠の命より今生きていることが大事。幼い頃はあまり父親と話せなかったことを責めていたが、最後のシーンで親子の絆が垣間見えて良かった。
お父さんは40年もこの宝に固執してたのに、息子の命を取ったんだってのにウルッと来ました。
でもちょっとした小ネタとかギャグとかもあって笑える部分もありバランスがとてもいい。実際隣の席のおじさん笑ってたし。

スタントや爆発、運転シーンがCGに頼らず実際に撮っているシーンが多くてめちゃめちゃ感激。一部どうしてもCGが必要なシーンがあったけど、CGのクオリティが進化してて見応えあった。こういうのを積み重ねて、スピルバーグはこの後ジュラシックパークを撮ったんだて思うと感慨深い。

リヴァーフェニックスの生きているときの演技を映画館で観られて本当に良かった。リマスターで蘇ってる分、細かな表情の変化が見れたり。
短いシーンだけども、抜群に印象に残るしあの絶妙に生意気そうだけど最高にカッコいいところがハリソンフォードに似ていて、さすが天才!って感じました。今はホアキンフェニックスのほうが有名だけども生きてたらもっと兄弟で活躍できてたんだろうなあって思うと、複雑な気分。でももっと出演作を映画館で見たいと思せる素晴らしい物でした。
さなD

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