ドラ鉄

愛は霧のかなたにのドラ鉄のレビュー・感想・評価

愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)
4.3
個人的には、とても良かったのですが、全体の評価は低めなんですね...。

無くならない密猟に対して、フォシーの人格が変わっていってしまう姿は、やりすぎでは...と感じてしまう一面はあるものの、マウンテンゴリラを〝家族〟と思う気持ちであれば、そのくらいの警告はしてしまうのかもしれません。
自分の命を顧みず、ゴリラの生活を一心に守る姿には、実話であるが故に感動と勇気を讃えたくなります。

ラストは誰に殺されたかも不明のまま真実は闇に葬られてしまいましたが、フォシーの死後、保護活動が盛んになり、ゴリラの生活が守られたことは、決して無駄な死ではなかった事が物語られています。

従順な案内人のセンバガーレが、ラストでフォシーとゴリラのディジットのお墓を一つにするシーンは感動です。
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