マッサージ屋2号店

愛は霧のかなたにのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)
4.0
マウンテン・ゴリラの絶滅危機を知ったダイアン・フォッシー(シガーニー・ウィーヴァー)はその道の博士に頼み込み、スタッフとして中央アフリカの地に降り立った。
しかし博士は別の場所に行ってしまい、ダイアンはゴリラに全く詳しくない現地の案内人センバガーレ(ジョン・オミラ・ミルウィ)と2人でゴリラ生息調査をする事に・・・。

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』マイケル・アプテッド監督作品。

劇場公開時以来、35年ぶりに鑑賞しました。
シガーニー・ウィーヴァー演じるダイアン・フォッシーとは実在のアメリカ人動物学者。
ゴリラ絶滅の危機を救う為と研究でルワンダの森林に18年も住み続けたそう。

確かに四六時中ゴリラの群れを見ていたら愛着が湧くどころか、家族同然になっていまうのも分かる。
密猟者からゴリラを守る為に思想や行動がエスカレートしてしまうんです。
狂気じみて恐ろしいくらい。

途中カメラマンの男性と出会い良い雰囲気になるんですけど、やはりゴリラを愛するがゆえに…ねぇ。

実在の人物を描いてるので動物愛護の観点のみの感動モノだけでは終わらない。
ラストが何とも言えない締めではあります。