マツモトタクシー

さらば相棒のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

さらば相棒(1982年製作の映画)
2.8
「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」の長谷川和彦監督が中心になり9人の監督と共に大手の映画制作会社からの制約を逃れ作家性と娯楽性の両立を目指し立ち上げた会社

ディレクターズ・カンパニー
長谷川和彦、池田敏春、石井聰亙、井筒和幸、黒沢清、相米慎二、大森一樹、高橋伴明、根岸吉太郎、大森一樹
1982年設立ー1992年倒産

その旗揚げ作品として上映1時間前後のピンク映画の小品3作を「ピンク!朱に染まれ」と銘打ち3本立てとして上映

色々な作品が作られるが商業的には成功せず10年で倒産
しかし新たな才能ある監督達を生み出し後に評価を得た作品も多い☺️

レンタルも3in1の形なのでお得感あり😁


宇崎竜童監督作品
九州から上京してきたラチ、クミコ、銀次の3人
ラチはミュージシャンで有名になる為ライブハウス出演
彼女のクミコはピンサロ勤め
銀次はスナックで働き2人をサポートしていた

しかし中々上手くいかずにトラブル続き
ラチの性格も災いしてマネージャーやメンバーからも見放される
ある音楽事務所からレコーディングの話が来るのだが。。



ロック・ミュージシャンで成り上がろうとする若者の野心と挫折を描く
主人公ラチ役は石橋凌さん
今は俳優のイメージが強いと思うけど当時はバンドも精力的にやっていた🎤
ライブハウスの様子やアナーキー、A.R.Bのメンバーや内田裕也さん、安岡力也さんなど懐かしい☺️

脚本 宇崎竜童 、黒沢清
音楽 A・R・B
技闘 戸井十月(狼で主役の男役)